入院している女性をお見舞いするときのマナー
女性のお見舞いの場合には何か気をつけることはあるのでしょうか?一般的には男性と同様ですが、ここでは、女性特有の事情について、お話しします。
相手が女性でお見舞い者が男性の場合は 特に気をつける必要があります。入院中の女性は「人に見せたくないなー。」って状態の時が良くあります。普通の状態でも女性はお化粧も出来ないし 整髪剤も使えません。その状態だけで人に会いたくない人もいます。さらに、風呂に入れてなかったり、各種チューブが付いてたり、傷が腫れてたりした日には…想像できると思います。
仲のいい同性の友人でさえ微妙な時もあるくらいです。それどころか、親族であっても本当に身近な家族以外には会いたくないと思う状態のときもよくあります。
このような状態で異性がお見合いに来られても気が気ではありません。 せっかく御見舞いに行くのであれば、相手のストレスになっては逆効果です。 その辺りは、きっちりと調べて、お見舞いに行った方がいいかどうかを事前に確認しておきましょう。
また、御見舞いするときに、相手の方が女性の場合は、男性は場合によっては入室を控えるようにすることもマナーとしてはとても重要です。
女性専用の大部屋等の場合は、他にもたくさんの女性患者が入院しており、女性だけの落ち着ける空間となっています。このような場合は基本的には男性の入室はマナー違反ということになってしまうので、注意が必要です。
これらのことを踏まえて、相手のことを考えた接し方を行なえれば、患者さんもきっと元気付けられることでしょう。
怪我でも病気でも入院した女性に贈って喜ばれた品やもらって嬉しかった品を紹介します。
心を落ち着かせるラベンダー、気持ちを明るくしてくれるシトラス等、精神的にリフレッシュできるアロマは女性の大好きなものです。入院準備でそこまで気が回らなかったという人も多いので、アロマオイルとハンカチのセット等はとても喜んでもらえます。
また髪が乱れている時にさっとまとめられるヘアアクセサリーもいいと思います。きらきらしたパーツがついているものや可愛い色使いをしているお洒落なデザインの物を御見舞い品とすると、気持ちも華やいでもらえるのでお勧めです。
逆に、ぬいぐるみやインテリア小物は退院の際に荷物になりますので避けたほうが無難です。 食事制限がないようなら、かわいい焼き菓子の詰め合わせが本人はもとより看病にくる家族も食べることができます。見た目も美しいフルーツのゼリーもいいでしょう。