入院におけるお見舞いのマナー・礼儀

お見舞いは顔知らない両隣の人への心配りも大切

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 病室に伺って様子を尋ねるのがお見舞いだと多くの人が思っていますが、入院している人にとっては、誰にも会いたくないと思う時があります。
 術後で心身共に疲れている時や、逆に回復期でゆっくりと過ごしたい時もお見舞い客は正直迷惑です。話し好きの相手なら、まずは家族に回復の時期を聞いて、体調がかなり回復して話しもできるようになったら伺うようにします。顔を知らないわけではないからと、家族に確認もせずに病院に直接伺ったり、電話をして本人に病状を尋ねることはマナー違反です。お見舞い客はせいぜい二人までです。くれぐれも大人数では行かないことです。

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 また、患者から見て、お見舞いする方の身内以外の顔も知らない子供を連れてくるのは厳禁です。子供への感染症の心配もありますし、騒いだりすることもあるからです。病院には面会時間内に伺い、受付で面会訪問時の記帳をします。この時、携帯電話はマナーモードにして利用可能な場所以外では使用しないことです。病室で面会する場合は、ベッド番号や氏名を確認してからドアを開けて静かに入室します。相部屋の場合はベッドの近くに行くまで挨拶は控えます。付き添いの家族に会った場合、こまごまと病状を聞かないで、「お疲れが出ませんように」などと挨拶を忘れないことです。
 顔知らない相部屋の方にも気を使い、話し声は小さめで話すようにします。カーテンを引いて話す時は、一言お隣に断ってから引くようにします。面会時間は10分から長くても15分です。帰る時も顔知らない両隣の人には目礼か小声で挨拶をするのがマナーです。

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