お見舞い金の入れ方やお見舞い封筒のマナーについてです。
お見舞い金の入れ方やお見舞い封筒のマナーについてです。
家族や知人をお見舞いするときには、お見舞い金を渡すことがあります。
その時のお金の入れ方や使用するお見舞い封筒のマナーについて説明します。
まず、お見舞い金を渡すときには封筒に入れて渡します。
その封筒にお金を入れる時には、決まったマナーがあるのです。
一つ目はお金の向きを全て合わせることです。
これはお見舞い金を受け取った相手が気持ちよく受け取れるようにするための心配りです。
二つ目がお金を表向きにして入れることです。
通常、お見舞いの時に渡すお見舞い金は封筒に表向きに入れます。
お金を裏向きに入れるときは、お葬式などの御香典の場合にマナーですので、特に気をつけます。
三つ目は新札を使うことです。
出産見舞いなどの慶事の場合には、楽しみに準備して待っていたことを表現するために新札を用います。
病気のお見舞いは慶事ではありませんが、新札か綺麗めのお札を使うことがマナーとなっています。
次に、お見舞い金を入れる封筒について説明します。
お見舞い封筒には、祝儀袋か白色の無地封筒を用います。
水引には出産見舞いの時には蝶結びのものを、病気見舞いの時には紅白の結びきりのものを使います。
封筒の上側には出産祝い、あるいは御見舞いと書きます。そして、下側には自分の名前を書きます。
封筒の裏側には左側に自分の名前と住所を書きます。そして、中袋がない場合にはお見舞い金の金額も書きます。
ほとんどの場合、中袋の書き方は表に金額を書き、裏には名前と住所を書きます。
さらに、封筒に上包みがある場合には、蓋をするときにもマナーがあります。
そのマナーとは封筒の裏側を閉じたときに、下側の折り返しが上になるようにして閉じる事です。
これは慶事の喜びや病気が快方に向かうようにという意味があるのです。