お見舞い封筒の書き方と金額の相場のマナー
事故や災害にあった人や病気等で入院している人などをお見舞いするときに渡すお見舞い金やお見舞い封筒の書き方のマナーについてまとめます。
通常は、お見舞い封筒には「水引き」や「のし」などがついていないシンプルな白い封筒にします。
または、市販されている左側に赤い帯が入ったお見舞い用の封筒を使用します。
しかし、たとえ白い封筒であっても、二重封筒は不幸の連鎖を意味するとされています。したがって、二重封筒の使用は厳禁とされているので注意が必要です。
怪我や病気のお見舞いの場合は「御見舞」「祈御全快」と書きましょう。
災害のお見舞いの場合は「御見舞」「災害御見舞」などとと書きましょう。
両者の場合も、筆ペンで封筒の表側の上段部に記入しましょう。
そして、自分の姓名をその下の部分に記入します。
さらに、包んだ原因の金額をお見舞い封筒の裏側の左下に記入します。
会社の同僚数名などのように複数の人が連名でお見舞い金を渡す場合もあると思います。
その場合は、代表者一人の姓名を封筒の表側に記入します。
そして、代表者以外の姓名は封筒の左側に記入をします。
ここで、中袋がある場合は、代表者以外の姓名と金額を中袋の方に記入することもできます。
お見舞い金は相手との関係を考慮することがポイントです。
お見舞い金は多すぎず少なすぎない相場にあった金額にするのが無難といえます。
その理由は、相手がお返しを考えるときに、お見舞い金額があまりに多すぎると、相手の負担になるからです。
お見舞い金の相場は祖父・祖母・両親・兄弟などの場合は5,000円から10,000円が相場といわれています。
友人や知人の場合は3,000円〜5,000円が相場といわれています。
仕事関係や御近所の人の場合は3,000円ほどが相場と言われています。
たとえ、相場の範囲内であっても「4」「6」「9」が絡む金額は不吉と言われておりタブーとされていることには注意が必要です。