入院お見舞い金に新札を使うときのマナー【入れ方、向き、折り方など】
入院お見舞い金に新札を使うときのマナーについて考えてみましょう。
例えば、「封筒への入れ方」や「封筒に入れる向き」や「診察の折り方」はどうでしょうか。
1 お札について
新札かそれに近いものを用意しましょう。しわしわだったり、折り目がついていたり、シミがある札はNGです。
2 金額
相手との関係を考えて常識的な金額を用意しましょう。金額が多過ぎても少なすぎても失礼になってしまいます。迷うときは詳しい人に相談しましょう。4千円をもらった時は複雑な気持ちでした。特に4千円はNGです。
3 入院お見舞い金を何に入れるか。
市販の見舞い用の袋が無難です。無いときは、白封筒でもよいでしょう。ただし二重封筒は避けましょう。二重は繰返しを意味するのでNGです。のし袋に入れるときは、蝶結びの水きりはNGです。それから、封筒を買った時のナイロン袋に入れたまま渡すのもNGです。
4 お札の向き
はっきりとした決まりはないようですが、一般的にお札の肖像がある方を表向きに、肖像が下になるように入れるのがよいとされています。
5 渡すタイミング
面会してお見舞いのあいさつをしてから、「何かお見舞いに買おうと思ったのですが、何がよいのかわからなかったものですから」とおもむろに出して渡すのがよいでしょう。
6 その他
・忘れないで準備しておくこと。
封筒の裏の下部に必ず金額を書いておきましょう。中封筒があるときはそれに金額、名前を必ず書いておきましょう。入院お見舞い金をもらった方が、後で誰に入院お見舞い金をもらったか分らなくなってしまうことが避けられます。
・面会に行くタイミング
相手との関係にも寄りますが、一般的には、病状が安定してきたときから回復に向かっている時がいいようです。長期化しそうなときは、いつごろ見舞いに行ったらいいのかご家族に尋ねてみるのがよいでしょう。