災害、入院お見舞いの金額相場、会社関係者だと
他人には何となく聞きづらい話というものは、世の中にいくつかあります。
災害・入院お見舞いの金額相場はその代表格と言えます。
たいていの人が何となく分かっているような気分のまま過ごし、いざというときに慌てることが多いとされています。
では、実際のところはどうなのかと言いますと、災害時は親兄弟などの親族が相手だと三万円、親友や交際相手だと一万円、会社の同僚や上司だと五千円となっています。
入院お見舞いの方は、その三分の一から半分ほどだとされています。
つまり、三千円から一万円が金額相場となるのです。
困っている人が相手なのだから、多少多めの方が歓迎されるのではないか、と考えてしまう人が多いのですが、それは控えるようにしましょう。
なぜなら、会社の同僚や部下から大金を送られても、受け取りにくいと感じる人が多いからです。
このため、少なめな金額を「お返しはいりません」という手紙を添えて渡せば、相手も無用な気遣いをする必要はなくなるのです。
災害が起きた直後だと現地も混乱状態にあることが多く、現金よりも日用品の方が歓迎される風潮にあります。
このため、お金で渡すことにこだわりがあるのであれば、ある程度落ち着いてから渡しに行くようにしましょう。
入院お見舞いについても、それがある意味で当てはまります。
手術を受けた直後、容態が安定していないときにそれを渡しに行くと、先方に迷惑となります。
治療に目処がついて、気分が落ち着いているときに渡しに行くようにしましょう。
このとき、お見舞いの人数は絞るようにしましょう。
大人数で押しかけると、入院している人ばかりではなく、病院側にも迷惑をかけることになるからです。
そのため、誰か一人が代表者となり、連名のお見舞い金を渡すという手法を使った方が賢明となります。
これは会社におけるお見舞いの金額相場が分からないときにも使えます。
全員からお金を集めたという形にしておけば、誰がどのぐらい出したのか分からなくなるからです。